2013年5月14日火曜日

アベノミクス演出の円安、中国が最大の敗者に:中国輸出産業の現状は?

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●12日、参考消息は記事「米メディア:中国は円安による最大の敗者に」を掲載した。
 ドル高円安、ドル安人民元高が続くなか、
人民元の対円レートは15年ぶりの高値をつけ、中国輸出産業にとって打撃となっている。資料写真。


レコードチャイナ 配信日時:2013年5月14日 5時2分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72243&type=0

アベノミクス演出の円安、中国が最大の敗者に―米メディア

 2013年5月12日、参考消息(電子版)は記事
 「米メディア:中国は円安による最大の敗者に」
を掲載した。

 マーケット・フィールド・アセット・マネージメントのマイケル・ショール理事長兼任CEOは、クライアントにあてたレポートで、円安が中国輸出産業に与える影響について指摘している。
 安倍政権誕生以来ドル高円安が急激に進行しているが、
 人民元も上昇しており、人民元は円に対して15年ぶりの高値を付けている。

 中国の4月期統計によると、輸出額は前年同期比14.7%増と好調だ。
 しかしアナリストによると、
 実際の輸出額よりも多く報告することでホットマネーを流入させる動きが、輸出額を実際以上に増やしていると指摘。
 中国輸出産業の現状は決して楽観視できる状態にないと分析している。




サーチナニュース 2013/05/16(木) 09:57
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0516&f=national_0516_013.shtml

【中国ブログ】円安は軍国主義・アベノミクスの中国つぶしの作戦だ

  円安が加速し、1ドル=100円を突破する中、日本国内、また韓国や米国からも過度な円安を懸念する声が出てきた。
 当然、日本との貿易が多い中国の人々も円の動きに注目している。
 中国で経済関連の著書もあるというマスメディア専門家の文顕堂氏が15日、ブログで
 「円安は中国つぶしの作戦だ」
と題した文章を公表した。

  文顕堂氏のブログのタイトルは「中国的釣魚島」。
 その名と連動するように、このエントリーは
 「円安誘導は軍国主義をかざすアベノミクスの中国つぶしの作戦である」
との内容だ。

  文顕堂氏は主張する。

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  首相就任後、安倍晋三はすぐに「無期限の量的緩和」を実施し、円が下がり続けた。
 日本政府による無責任な行動との指摘もあるが、人々はこの政策に「アベノミクス」との呼び名を与え、注目している。
 しかし、その呼び名は
 「軍国主義政治のアベノミクス」
という方が適切だ。
 安倍の真意は、日本の経済低迷を終わらせ、急成長する中国をつぶすことにあるからだ。

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  のっけから、猛スピードの展開である。
 それは文顕堂氏も意識しているようで、
 「性急な物言いに驚かれた方もいるだろう」
と前置きした上で、説明を並べた。

  文顕堂氏は
●.「21世紀に入って日本を極めて不安にさせる大事件が起きた。
 中国が世界第2位の経済体となったことだ」
●.「右翼の政治家として知られる安倍晋三は、日本が三流国家に落ちぶれることを決して許さない」
●.「安倍は日本の政治と軍事大国への道を邪魔されないよう、急成長する中国を円安によってつぶしにかかっているのだ」
と指摘する。

  「円安=中国つぶし」となる理由については、
●.「円安の影響は中国だけにとどまらないが、中国経済はまだ脆弱(ぜいじゃく)な発展の段階にあるため、そのリスクに耐えきれない可能性がある」
と、説明している。
●.「先進国として日本の経済成長率が低いことは当然なのだが、それでも経済を刺激するため『劇薬』を使うのは、軍国主義的日本を復活させるため、中国を封じ込めておく必要があるからだ」
と締めくくった。

  このエントリーを読んだ人からは、「陰謀論」に賛同する声が見られるが、
●.「円安の影響は中国の輸出に対してより、ほかのアジアの国への方が大きいんじゃないか」
●.「不動産によって経済を支えているような中国にも前途はない」
●.「いつまでも被害妄想はよくない」
と、懐疑的、批判的なコメントも出ていた。

  昨年の尖閣諸島問題、そして安倍政権の誕生以降、中国では「日本=軍国主義」というイメージが当局やメディアによって作り上げられている。
 それはまったくの虚像でもないが、軍事や経済の専門家らが日本にからむあらゆる事象を「軍国主義」と結びつけて論じる風潮は、冷静な判断力を自ら捨てることにつながりはしないだろうか。






【「悪代官への怒り」】




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