2013年5月10日金曜日

「お金と人権」どっちが大事?中国を怒らせた代償は大きい:英首相、訪中望むも実現せず



●7日、ダライ・ラマの英国訪問が中国と英国の外交関係に亀裂を生じさせるきっかけとなり、中国の英国に対する巨額の長期投資にも影響が生じている。資料写真。


レコードチャイナ 配信日時:2013年5月10日 15時14分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72130&type=0

亀裂生じる英中関係、対英投資にも影響英メディア

 2013年5月7日、デイリー・テレグラフによると、ダライ・ラマの英国訪問が中国と英国の外交関係に亀裂を生じさせるきっかけとなり、
 中国から英国に対する巨額の長期投資にも影響が生じている。 
 BBC中国語サイトが伝えた。

 英中関係の悪化は英キャメロン首相が2012年にチベットのダライ・ラマ14世と会談したことをきっかけとしており、これが原因となって中国の政府系ファンド・中国投資有限責任公司による英国のインフラ建設への長期的な巨額の投資計画に変更が生じている。
 中国政府は関係修復へ向けて英国側が適切な対応をすべきであり、
 「そうしなければ両国関係は正常なものにはならない」
との姿勢を示している。

 中国は英国のインフラ建設に積極的に関わりたいという意志を持っているものの、投資を行うには良好な関係が不可欠だと消息筋は語っており、英国で進められている高速道路建設や核開発投資計画は中国からの資金が得られない可能性が高いという。

 また、英国政府が中国人旅行者やビジネスマンに対するビザ発給に厳しい規定を課していることも中国政府の不満の原因となっている。
 フランスなど他のEU諸国と比べて、英国は中国人へのビザ発給を厳しく規制している。


 サルコジ大統領のときはフランスに対して門戸を閉ざしていたが、大統領が変わってフランスは受け入れられた。
 代わって、今度はイギリスが中国から締め出しをくらいつつある。
 中国としてはイギリスが頭を下げないなら解決の道はないとしている。
 まったく、中国もよくやるよ。
 「世界最強のトラブルメーカー」
に格上げである。


レコードチャイナ 配信日時:2013年5月10日 9時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72139&type=0

「お金と人権」どっちが大事?
中国を怒らせた代償は大きい
=英首相、訪中望むも実現せず―英メディア

 2013年5月9日、
 「今日の中国はイギリスが怒らせるにはあまりにも恐れ多い国なのか」。
 これは英ニュース専門チャンネル「スカイニュース」7日付の放送で投げかけられた疑問であり、これを受け、イギリス国内では今、
 「お金と道徳」
をめぐって、白熱した議論が繰り広げられている。
 網易新聞が伝えた。

 この話の主役は、2012年5月に中国の不満や反対を押し切って、ダライ・ラマ14世と会談したイギリスのキャメロン首相である。 
 争点となっているのは、中国の怒りが、1年たった今でも収まっておらず、一刻も早い訪中を焦るもかなわない
 キャメロン首相は、「人権と貿易」の間で取捨選択を迫られている
ということである。
 イギリスのクレッグ副首相は7日、
 「経済や貿易関係を重視したからといって、イギリスは人権と自由に対する信念を捨てたわけではない」
と述べた。

 英首相官邸の報道官は同日、首相のダライ・ラマ14世との会談について弁解したが、かえって
 「中国からのいじめをはねつけた」
と見なされた。
 その上、
 「昨年秋に予定されていた訪中が、なぜいつまでも先延ばしになっているのか」
との質問が相次いだ。 
 「龍(中国)にちょっかいを出した代償は80億ポンド(約1兆2300億円、2012年の中国のイギリスにおける投資総額)に上る中国からの投資である」
と指摘した英紙「ザ・デイリー・テレグラフ」の報道からは、大きな損をしたことへの懸念と、先んじて中国を訪問したフランスへの羨望の眼差しがうかがえる。

 駐中英国大使館は中国紙「環球時報」のインタビューに対し、「キャメロン首相は年内の訪中を望んでいる」ことを再び強調した。
 英メディアは、
 「中国はもはや10年前の西側諸国が好き勝手にあれこれと注文を付けることができるような国ではない
と忠告している。